◎ペット霊園閉鎖問題で市長に条例整備を要望

　議員団は５月１日、市長に対しペット霊園に関わる要望書を提出しました。（小山副市長が応対）
　今年１月末に市内にあるペット霊園が閉鎖し、その後のずさんな対応がマスコミ等でも報道されました。地権者に断りもなくペット霊園を開設したことから法廷で争われ、更地に戻すよう求められたようですが、閉鎖については利用者に十分な周知がされず、遺骨が掘り返され放置されている状況を知った方々から「あまりにひどい」との声があがっています。
　各地でペットの葬祭に関するトラブルが生じるなか、良好な霊園の運営を求めたり、近隣トラブルを防止するなどの観点から条例を制定している自治体が増えています。
　しかし、枚方では条例もなく、こうした事態に至っても指導も対応も出来ない状況です。
　このような事態を招くことないよう、これを機に条例整備を検討するよう求めました。

◎他市の議員とともに、京阪電鉄本社に要望書を提出、懇談

　５月10日、京阪電鉄に対し、守口、寝屋川、門真、交野の市議会議員団とともに、京阪本線及び交野線ホーム転落防止柵などの安全対策を求めて、要望書を提出しました。
　主な要望項目としては、
１．すべての駅にホーム転落防止柵の設置を
２．柵設置までの期間、内方線とホーム先端明示線などの安全対策を講じること
３．客の安全のために駅ホームに安全対策要員を配置すること
　�@星ヶ丘駅、村野駅、郡津駅を無人駅にせず危機対応できる職員を配置すること
　�A改札口が二箇所ある星ヶ丘駅と郡津駅は、朝夕の混雑時に駅員を複数配置すること
４．障害者、子どもから高齢者まで実情に応じた安全対策を講じること
５．その他、駅構内のトイレ設備の改善などを求めました。
　申し入れでは、各議員団からは「転落防止柵を設置した駅では、事故が激減している。安全のために、早急に設置を進めてほしい」「点字ブロックが劣化し、危険な場所がある補修してほしい」「洋式便器を設置して」などの要望が出されました。
　参加したのぐち議員は、要望３の�@に関して駅無人の時に高齢者が困っている。高齢者に優しい駅にするために常時駅員を配置するよう求めました。
　同時に、特急が８輌から７輌になり、視覚障害者がホームから落ちかけた、駅ホームに安全対策要員の配置を求めました。
　さらに、村野駅横の踏切りでは認知症の方が踏切内で待っていたこともある、無人駅にせず駅員を配置、それも危機対応できる駅員の配置をと求めました。
　また、枚方市駅ではホームからの下りのエスカレーター設置の要望が大変強いこと、駅北側のエレベータ―が大変わかりにくく不便であり、障害者団体などからの要望も多く出されている中央改札の近くでの設置を求めました。そして、今後枚方市が市駅周辺整備を進めていく上でもぜひエレベータの設置場所の改善を検討してほしいと求めました。
　京阪電気鉄道株式会社は、「今後も、利用者の皆さんの声を真摯にお聞きしていきます」と答えました。

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