伏見新市長が所信表明
○市民に痛みを押し付ける行革の推進を表明
公約の具体化は述べず
伏見市長の所信は、@人が集まるまちづくりのスタートA高齢者が健康でいきいきと暮らせるまちづくりの推進B協働のまちづくりC将来世代に大きな負担を残さない徹底した市政改革 を柱に表明されました。
「人口減のもと、スピード感もって変わらなければ枚方市も消滅しかねない」と危機感をあおり、これを乗り切るには前例や既成概念にとらわれない施策を展開する。具体的にはすべての事業をゼロベースで見直し徹底した市政改革を行うとしました。(留守家庭児童会運営の見直し・校区コミュニティ自治会などへの補助制度の検証と再構築・自らの報酬カットと退職金ゼロ・公施設の管理運営の一層の民営化など・公施設の統廃合再配置の検討)香里ケ丘中央公園の美術館整備は一旦白紙に戻し話し合いを行う という要旨でした。
○維新政治を踏襲
市長は自身の政治家としての原点は「声にならない多くの市民の思いを行政に届けたい」との立場だと説明しています。
そうならば、この所信表明の最初には、安倍政権のもとで枚方の「声にならない多くの市民」が、どんな生活状況におかれているのか、市長の認識を述べるべきですが、いっさいありません。この認識は、所信表明全体の流れのなかでも、見事に省かれています。
そして、自ら報酬減を行う代わりに市民にも痛みを求める改革姿勢を打ち出しました。
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