7月議会報告
◎議案・意見書に対する各会派の賛否や発言者名公表など
議会報の改善を…議会報編集委員会で党議員団が求める
7月24日、議会報編集委員会(議員団から松岡ちひろ議員)が開かれました。
今期の議会報の編集方法等について協議が行われました。松岡議員は、この間、議会報に関わる要望が2つの市民団体から出されている点に触れ、要望内容を協議するよう求めました。
要望は「現状ではどの議員の発言かわからない。行政が提案した案件に対する各議員の意見を、以前のように記名で載せてほしい」というものです。
議会報は9年前、35年間掲載してきた発言者名などの掲載が取りやめられており、松岡議員は、市立大学教授が「議員がどう働いたか、明らかにする透明性が必要。(無掲載では)地方行政の後退と言える」とコメントした当時の毎日新聞の記事を紹介、「市の情報公開条例は、非公開には相当の理由が必要とされている。原則は公開だという立場で、掲載をするのかの議論をお願いしたい」と発言。
4年前、朝日新聞に枚方市議会は「3ない議会(議案修正しない・議員提案の政策条例をしない・個人の賛否を公表しない)」と批判がされました。
その時点で、編集委員会に賛否の掲載提案がされたにも関わらず却下となった経過があります。松岡議員は「この件では、その経過を知りたい、納得できないと住民訴訟も行われている。今回、市民要望もあり、あらためて議論すべきではないか」と求めました。
編集委員会は非公開ですが、当日も「傍聴したい」と市民の方が訪れていました。
松岡議員は「市民にとっては議会報は身近。傍聴したいという声を断る理由は見当たらないのでは?」と意見を述べました。
その結果、各会派で意見をまとめて、次回8月20日(木)委員会で協議をすることになりました。
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