◎広瀬ひとみ議員の一般質問

――　人と街の高齢化に対応した「福祉のまち」に
　　市が策定中の「総合計画」、基本計画の重点にかかわって、超高齢化社会に対応した街づくりをすすめることも重点に取り組んでほしいと求めました。
　特に、市内にある生活道路は老朽化がすすみ歩行が危険な道路となっている点を取り上げ、幹線道路の整備や補修事業等は進められるが、、生活道路は計画的な補修が予定されていないと指摘。質疑のなかでこの点を明らかにし、市民の切実な要求である道路の維持管理も重視するよう求めました。
――　介護難民・住宅難民うみだすな
　８月１日から、特別養護老人ホームの入所やショートステイの利用に際し、施設の食費や居住費の負担軽減を受けている方々の軽減判定の基準が変わり、負担が重くなったり通帳のコピーを添付しないといけないことに戸惑いや怒りの声があがっています。　こうした制度改悪に市としても反対すべきと求めました。
――　子どもの貧困対策を総合的に推進せよ
　子どもの貧困対策法成立から２年となります。子どもの貧困が６人に１人と言われるなか、貧困対策をすすめる総合的な取組を求めました。
　子ども青少年部長は、「総合的にすすめるため市の責務を果たす」と答えましたが、茨木市では、すでにプロジェクトチームにより様々な施策を充実させていくプランがまとめられており、当然、中学校給食も就学援助の対象となっています。
　こうした例を示しながら、以前から求め続けていた枚方での実施を再度促しました。　これに対し学校管理部長から「小学校と同様に対象とする方向で検討を進めたい」と答弁があり、ようやく方向性が示されました。

◎６月議会賛否一覧について

▲画像をクリックすると大きな画像がご覧いただけます。

　日本共産党議員団では、�I、�J、�Kの意見書を提出しました。�J少人数学級のさらなる推進を求める意見書は可決されました。これは、現在小学校1.2年生で実施されている35人以下学級は、子ども達の学習意欲の向上などで効果が出ており、国会、政府として、学級編成及び教職員定数の標準について法改正を行い、少人数学級をさらに推進するよう求めたものです。
　�I戦争法案の廃案を求める意見書は否決されましたが、連合市民の会が提出をした�H安全保障関連法案の慎重審議を求める意見書は、採択がされました。
　条例改正では、�@の改正は、児童福祉施設（保育所等）の職員基準に関わる所を現在の「保健師又は看護師」を「保健師、看護師または、准看護師」にするというもので、基準の引き下げとなるため、反対をしました。

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