◎京田辺市と広域で清掃工場整備へ

　枚方市は、現在稼働している穂谷川清掃工場の後継施設として、京田辺市の現清掃工場である甘南備（かんなび）園の隣接地に、平成35年度中の稼働を目指して、京田辺市と共同で取り組んでいきます。
　このため、両市で連絡協議会を設置し、建設・運営組織（実施団体）の検討や事業手法・費用負担割合などの検討協議を行っていきます。
　処理方式と処理量は、全連続焼却方式で約１４３トン／日〜２０６トン／日とし、詳細は施設整備基本計画のなかで定めます。並行して「一般廃棄物処理基本計画」の策定も行い、施設整備基本計画も一般廃棄物処理基本計画も平成27年度中に策定し、平成31年には工事着手の予定です。
　広瀬議員は、非常に短い日程で、従来なら整備基本計画も審議会等の中で検討されてきたものが委託で作成されることになっていることから、とりわけ両市民への情報発信、説明に努めるべきと求めました。
　また、設置される両市の協議会の構成は、両市の市長、担当副市長・担当部長となっていますが、協議内容も議事録公開するよう要望しました。

◎医療通訳士の派遣スタート

　日本語を話せない外国の方が、市内医療機関を安心して利用できるように医療通訳士の登録派遣を実施します。これまで通訳士の養成など準備を重ねてきたもので、６月からスタートします。枚方市が派遣事務局を設置、京都のＮＰＯにコーディネートを委託、養成をしてきたボランティアを登録し、協定を結んだ市内33の医療機関に派遣するものです。
　利用は５日前までに派遣事務局に申し込みます。対象言語は、英語と中国語です。
　広瀬議員は他言語も対象と出来るよう求めました。

◎空き家対策へ計画策定

　空き家への対策を総合的に実施するため国において法整備がなされたことから、枚方市でも相談窓口を周知するとともに、10月を目途に市長の付属機関として協議会を設置し、国のガイドラインに基づいて対策をしなければならない空家の判断基準の策定や総合的な計画の策定をすすめていくことになります。
　広瀬議員はご高齢の方の相談も多くあることから総合的な相談が可能となるよう求めました。

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