2003 年 3月議会
一般質疑
全世帯の42%加入の国保特別会計への
繰出ルール守らぬ一般会計補正予算に反対
武田俊郎議員
3月市議会の初日(5日)一般会計補正予算案について、日本共産党議員団の武田俊郎議員が質問・討論を行いました。
今回の補正予算は、事業執行残額の確定に伴う補正のほか、一般会計では3月23日に開通する枚方藤阪線の用地の土地開発公社からの買戻し、香陽小学校・招提小学校の大規模改造事業の工事請負費など、水道事業会計では水道局分室用地買収費などでした。
武田議員は、一般会計補正予算の中で、国民健康保険特別会計への繰出金について、「国保会計の赤字を一般会計から補填するというルールが中司市長になって今回も守られていない。ルールを守り、さらに繰入を増やして保険料を引き下げよ」と質問。担当理事・市長はルールを守ることも保険料を引き下げることも拒否しました。
そのため武田議員は下記の趣旨の反対討論を行い、日本共産党議員団は一般会計補正予算に反対しました。他会派・無所属議員は賛成し、賛成多数で可決されました。
《反対討論要旨》
国保加入者は全市民の3割を超え、世帯数比は42.6%となった。今や国保は一部市民の問題ではない。短期被保険者証や資格証明書発行が被保険者世帯総数の1割に達し高い保険料は大きな社会問題である。大阪市は枚方市と比べ、一般会計からの繰入が被保険者一人当たり約16,000円多く、保険料は年間約14,000円安い。繰入増やせと求めたがこれに応える姿勢がまったく見られなかった。よって本補正予算に反対する。
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