2003 年 3月議会
総務常任委員会
議員報酬二割削減案 またも継続審査に
中西ひでみ議員
日本共産党は「採決」を主張
枚方市報酬及び費用弁償条例の一部改正(議員報酬の2割削減)案の審議が、3月6日開かれた総務常任委員会で行われました。
これは、昨年の9月議会に1万2000人の署名をそえて市民から直接請求がなされ、市長から、議案として提案され、継続審査となっていたものです。
日本共産党の中西委員は、すでに12月議会の際、社会状況の悪化で市民生活が厳しいことを述べて、議案に賛成の立場を表明していました。
今期最後の議会である今回も、直接請求の意味を積極的にとらえて結論を出すのが議会の責任として「採決」を主張しましたが受け入れられず、継続審査という結果になりました。
市民病院基本構想
成案の時期急がず 市民意見聞く姿勢を
「市民病院基本構想(素案)」が報告されました。(内容は先の枚方民報で報告)
今後のスケジュールでは3月14日までインターネットなどにより、素案に対する市民意見を募り、3月中に「基本構想」を策定すると説明しています。
これに対し、中西議員は「一連の不祥事から、市民病院に対する市民の信頼が失われている。一定の意見を募ってわずか2週間で成案にするのか。病院に行く末については市民の関心も非常に高い。もっと時間をかけて、市民意見を十分に取り入れた内容の基本構想とするべき。急がずに慎重に検討を」と求めました。
しかし担当理事は「広報にも掲載をしたり、内容はホームページにも記載している。3月末を目途に庁内の作業で努力していく」と答弁。成案の時期をずらす考えのないことを示しました。
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