定例市会報告

2002 年 6 月

一般質問
「障害児が一人でも参加できる体制つくりを！」

石村議員一般質問

『障害者・児問題』支援費制度

　石村議員は、来年４月から実施される障害者の支援費制度について、障害者の自立生活が公正に評価されるのか、施設の拡充などの基盤整備に対して市の見解を問いました。市は、ケースワーカーが聞き取り調査をし、公正な判断ができるようにしていく。基盤整備についても介護事業者に協力を求め進めていくと答えました。

障害児のふれあいフリースクエア参加について

　石村議員は、学校５日制により当市でも土曜日の「ふれあいフリースクエアー」が実施されているが、障害児が参加する場合は保護者の付添が必要であり、留守家庭児童会の児童は介助員制度を利用できるが一部有料である。介助の必要な障害児が一人でも参加できる支援体制について県会を質しました。
　市は障害児の参加については大変重要だと考えている。保護者や地域ボランティアの協力を求めながらサポート体制を検討していきたいと答えました。

障害児の生活支援と養護学級について

　石村議員は、障害児の放課後の生活支援体制の具体的検討と養護学級教員の過密解消のため、障害者種別の加配を府に要望するよう求めました。
　市は、障害児童の生活支援は、総合的に検討し「枚方市障害者児等関係機関連絡会議」の中で考えていく。また、養護学級教員は介助員18名を配置しているので過重負担とは認識していない。今後障害に応じた学級設置に努めていくと答弁しました。

枚方に養護学校誘致を！

　石村議員は寝屋川養護・交野養護学校に通う枚方の児童数は192名と大変多く、バスで70分かけて通学するのは大変。寝屋川養護学校は過密状態になっている。40万都市枚方に養護学校誘致を府に求めることについて見解を質しましたが、市教委は寝屋川養護学校の過密については認識していないと答弁しました。

『地元問題』香里園地域にゴミシール購入店増やせ！

　石村議員は、ゴミ有料化に伴い、ゴミシールをコンビニで購入することになったが、香里園地域ではコンビニがなく、遠くまでいかなくてはいけない。寝屋川に隣接しているので、寝屋川のコンビニや商店などで購入できないか尋ねました。
　市は香里園地域はコンビニが少なく指定店の設置密度が薄い。150店鋪をめどに店鋪指定を行う。現在枚方の店鋪に限り指定を行っているが、将来的に市民の利便性を考え検討していくと答弁しました。

香里園桜木台開発工事による住民の苦痛や声を受け止め適切な指導を！

　石村議員は、香里園桜木台開発のその後の経過について、工事の影響でかなりの振動や騒音に住民は悩まされている。また、本開発の情報が住民全体に知らされていないアセス条例を適用し住民にきっちりと情報公開していればこうした事態にはなっていなかったとあらためて指摘しました。また、タヌキなど動物の生息地が奪われていることなど自然環境保護の立場から市長の見解を質しました。
　市町は、地域の思いを踏まえ地域環境について引き続き監視につとめ適切な指導をしていくと答弁しました。

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