2002 年 12月
建設委員協議会
枚方市公社が28億で取得した府道の東部線用地
大阪府は「時価」(約20億)で買い取り 差額は「市事業へ府が支援」の形で埋める?
武田俊郎議員が質問
11月27日の市議会建設委員協議会で次の案件等が報告されました。
枚方市尊延寺の元下水汚泥処分地の地下水汚染対策措置は「安全対策委員会」で示された安全対策処理法で工事がすすめられます。工事は汚泥処分地と底部を強化し地下水と汚泥層を分離することを目的とするもの。この工事の契約議案が11月議会に提案されます。
府道枚方東部線(307号線のバイパス)の建設を大阪府に求めてきた枚方市は、その促進のため、用地買収を枚方市土地開発公社が代替で行い道路の借用開始までに大阪府に買い取ってもらうこととしていました。
東部線が来春の借用開始の見込みとなったため府と買取について協議をすすめている中で、枚方南土地開発公社が28億4300万円で買収した土地を大阪府が「時価で買い取る」(約20億円)としているため生じる差額の取扱を「枚方市が計画する公社事業を大阪府が支援する」やり方で埋める方向で、府との協議が進んでいます。来年2月にはその結果を覚書締結の予定です。
この問題について、武田俊郎議員は「平成6都市当時にわが党の山本議員・黒田議員(当時)が指摘していたことだ。府が支援を受ける事業の具体的なメドはあるのか」と質問。担当部長は、来年2月の覚書締結に向け、府と(支援を受ける事業について)協議をすすめていると答えました。
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