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党市議団視察報告(8月6日〜8日)
8月6日から8日におこなわれた団視察について、ご報告いたします。
【視察日程】
市民が主役の新市民会館づくり
こども館:0123広場・CHUKOランド
茅野市パートナーシップのまちづくりを視察
共産党議員団の「団視察」最終日、茅野市における「市民による市民のための新市民会館建設」と、子ども館について視察しました。
新市民会館は「市民の生涯学習、地域文化創造の交流拠点」として位置づけられ、「茅野市の地域文化創造」(芸術から産業まで生活のすべてに関わる多様な地域文化の創造)に取り組むとしています。
茅野市は市民・民間主導行政支援(公民協働)「パートナーシップのまちづくり」に取り組んでいます。そのひとつとして新市民会館建設についても行政担当者やコンサルタントが政策を立案して、審議会にはかり、議会にかけて市民におろすというやり方ではなく、最初から市民にかかわってもらうやり方をとり、基本構想の段階から完成後の管理運営まで一貫して市民主導を取り入れ、「基本構想」は市民会館を利用している市民や様々な提案をした23名の市民による民間組織「茅野市の地域文化を創る会」の9回のワークショップで素案がまとめられ、構想が策定されました。構想をもとに設計者の選定を市民提案が十分活かされる方式として、優秀な、最適な設計者を選ぶ「設計プロポーザル」をすべて公開で市民の見ている前で実施しました。
基本計画の策定では7回の基本構想策定委員会、17回の管理運営計画準備委員会、ホール・図書館・美術館各部会など半年間に計48回の会議が開かれています。次の段階、設計案・管理運営計画案の策定では1年間に50回の会議が開かれ、今年の8月に建設工事が着工されました。
「市民との協働」「市民参画」「ワークショップ」ということが、はやり言葉のように各自治体で使われています。枚方市においても南部市民センターの基本設計がワークショップで行われました。しかし月1回ペースの12回程度、肝心な運営について一切市民の声を聞かず、当初市民に説明していた「公民館的施設」もどこかに消えて生涯学習拠点施設として有料使用を導入することまで決められようとしている枚方市と大きな違いです。
子どもとその家庭の子育て・子育ちを応援する「遊び集う場」
茅野駅につながる商業ビル「ペルビア」の中にあり、全国から視察が殺到している子ども館0123(おぃちにさん)広場と中高生広場「CHUKOランド」を視察しました。
0123広場は雨や雪の日もどうし、親どうしの出会いの場として、企画設計参画で建設され、広いスペースにたくさんの親子が利用していました。
中高生広場は「子どもたちの夢や希望をかなえる場」として創られ、子どもたち自身の手で企画・うんえいされている広場です。当日も若者が説明してくれました。
両施設とも当然利用料は無料です。
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