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新子ども育成計画最終案まとまる
11月9日に新子ども育成計画第9回検討協議会最終回が開かれ、野口議員が傍聴しました。
素案は65ページだったものが、115ページになっています。
左表のように市民懇談会や関係団体との懇談、ホームページや子育て当事者などの市民意見を協議会で審議し、「新子ども育成計画案」としてまとめられたものです。
協議会では、委員から「小学生の行き場と学校開放」「中央図書館のために地域の図書館が寂しくなるが、子どもたちが行ける図書館とどうなるのか」「計画推進での市民との意見交換の機会は」「地域教育協議会について」「中学校・高校・大学を子育ての社会資源として活用を」「生きる源であり、食育としての中学校給食を」などの意見が出されました。
党議員団では、懇談会を傍聴すると共に、厚生委員協議会や、本会議の場など、機会があるごとに市民や関係団体の意見聴取や、担当課だけでなく学校教育・社会教育・まちづくりなどの関係部署の協議会出席、計画事業の具体的目標設定等を求めてきました。
意見を付して市長に報告
協議会終了後に会長名で以下4点の意見を付して市長に報告されました。
(1)次世代育成支援対策の推進に当たっては、主要事業に係る目標事業量の達成を含め、本計画に基づく各事業の着実かつ積極的な実施に努めること。
(2)事業の推進にあたっては、これまで以上に総合的かつ全庁的な取り組みを進めるとともに、市民、関係団体、事業者等と行政の連携を強化すること。
(3)子育て家庭の多様性を踏まえた保育サービスなどの充実を図るとともに、子どもの健全育成に資する居場所の新たな創造(子どもミュージアム等)など市民ニーズの増加が見込まれる施策については今後とも可能な限り積極的な対応に努めること。
(4)本計画については、各年度において実施状況を把握し公表されるが、あわせて市民の意見を聴取し計画の見直しに反映させるなど、市民参加による積極的な推進を図ること。
今後、この育成計画は市の責任で進められることになります。
付帯意見でも指摘されているように、この計画が市民参加で、全庁的に取り組まれていくために、議員団体として市民の皆さんとともに積極的に取り組んでいきます。
新子ども育成計画素案からのながれ
04年3月育成計画素案及び特定14事業目標事業量を国へ報告 |
4月15日〜5月14日ホームページで意見聴取
4月29日 市民懇談会
5月7日 市民懇談会
5月14日 保育関係団体との懇談会
6月29日 第6回検討協議会
8月26日 9月議会厚生委員会協議会へ計画策定に関する中間報告
8月30日 第7回検討協議会
8月31日 保育関係団体との懇談会
10月12日 第8回検討協議会
11月9日 第9回検討協議会(最終)同日市長に報告
(予定)11月24日12月議会厚生委員協議会へ計画策定に関する最終報告 |
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