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戦争に反対し平和を願う
終戦の日から59年目の夏

 枚方でも平和の戦争展
終戦の日から、今年で59年目の夏がやってきました。
世界中の罪のない人々が犠牲になった第二次世界大戦から半世紀の時を経ていても、戦下のイラクに象徴されるように人間が人間を殺戮する痛ましい戦争を根絶することができません。国内では自衛隊の多国籍軍参加や戦争の放棄をうたった「憲法9条」の改悪の動きがあるなど不穏な空気が広がっています。
 こうした状況の中で、今年も実行委員会主催の「ひらかた平和のつどい」が開かれました。(7月31日・8月1日)市民の方から提供される資料も、出征兵士から届けられた手紙や憲兵の服など回を重ねるごとに豊富になっています。「イラクの子どもを救う会」の西谷代表から寄せられた劣化ウラン弾の被害にあった子どもたちの写真パネルや枚方の禁野火薬庫爆発の資料掘り起こしを行った市民団体や高校生の報告なども展示されていて「戦争に反対し、平和を願う」想いが十分に伝わってくる戦争展となりました。

今こそ
「9条」守るネットワークを

第二次世界大戦で、国内外で痛ましい犠牲を払った反省と教訓から生まれた日本国憲法は、現在の情勢の中でますます輝いています。
思想信条の違いを超えて大江健三郎さん、井上ひさしさんなど9人の著名人が呼びかけた憲法「9条の会」の賛同者は7月末で670人を突破しました。署名も多数寄せられ、反響が大きく広がっています。
日本の国民が半世紀の間守り抜いてきた「宝」憲法の改悪を許さない運動に、より幅広い人々の参加を呼びかけながら日本共産党議員団も「平和のネットワーク」の一翼を担ってがんばります。

4市廃プラ処理施設組合議会開催
処理のあり方含め慎重に検討を

廃プラスティックを広域で処理するため北河内4市で設立されたリサイクル施設組合の臨時議会が7月26日に開催されました。
組合設立後はじめての議会で、設立に関する多数の議案が提出されました。
党枚方議員団から広瀬議員が寝屋川議員団より松尾議員が組合議員として出席しました。
この間、寝屋川市では4市で建設予定の施設と、それに関連して建設が進行中の民間廃プラスティック処理工場の安全性と効率性をめぐり周辺住民からは異論と不安の声が広がり、住民らでつくる「廃プラスティック処理による公害から健康と環境を守る会」は、6月に施設建設予定地の見直しを求める8万人の署名を添え要望書を寝屋川市長に提出しています。
こうした状況の下で開かれた議会には多くの住民が傍聴に訪れ、議場に入れなかった住民は別室で音声に聞き入りました。

住民が納得できる説明を
当初予算の質疑では、現在予定地での土地購入費として約4億9千万円が計上されていることから、広瀬議員は予定地選定の経過、住民に対する説明状況を問い、住民合意を前提に事業を進めるべきだと主張しました。
また、寝屋川の松尾議員(共産党)は、予定地の見直しも含めて対処すること、杉並病の経験をいかし充分な環境調査と対策を行うこと、住民の健康調査、疫学調査の実施などを求めました。

プラスティック処理慎重に検討を
当初予算に対し、松尾議員は「住民合意なしに予定地を決めることは容認できない、来年度には容器包装リサイクル法の見直しも行われることから、廃プラ処理のあり方も慎重に検討すべき」と述べ反対しました。
予算には広瀬議員も反対しましたが、他のすべての議員が賛成し、賛成多数で成立しました。


 


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