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地域における医療の提供に支障が生じることのないよう検討
星ケ丘厚生年金病院「整理合理化」問題で政府が回答

 

 星ケ丘厚生年金病院など全国10箇所の厚生年金病院の「整理合理化」問題で日本共産党の小林みえこ、宮本たけし両参院議員が提供していた「質問主意書」に対して6月29日に政府から答弁書が届きました。

質問 「与党合意を踏まえ整理合理化を行う」とは政府として厚生年金病院の売却を意味するのか。
回答 厚生年金病院、厚生年金会館等の年金の福祉施設については、売却を前提として整理合理化を検討することとしている。
質問 星ケ丘厚生年金病院は公的病院として地域医療に大きく貢献し地域になくてはならない病院となっている。
 現在提供している医療の質を確保するためにどういうことに考慮しているのか、計画の進捗状況も含め全容を明らかにされたい。
回答 個別の厚生年金病院の整理合理化の具体的な方法については、今般、検討を開始したところであり、その内容を現段階でお示しすることは困難。今後、整理合理化の具体的な方法について検討を進めるに当たっては、厚生年金病院が公的医療機関として重要な役割を果たしているという他の年金の福祉施設とは異なる性格を有していることを踏まえ、各厚生年金病院がこれまで地域医療において果たしてきた機能等を勘案しつつ、関係する地方公共団体とも協議の上、地域における医療の提供に支障が生じることがないよう対応してまいる所存である。
 また、同病院の過去5年間の収支状況の資料も添付されていますが、昨年度について10ケ所すべての病院が運営上問題のないことが明らかになっています。
 そして、7月16日にはこの答弁書を持って黒田まさ子府会議員と野口市議が枚方市医師会を訪ね、岩井会長と藤本理事に報告をし、星ケ丘厚生年金病院存続のための懇談をしました。

 



 


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