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「新・子ども育成計画」市民懇談会開催

 4月29日、ラポール枚方で次世代育成支援法に基づく「新・子ども育成計画」作成のための市民懇談会が開かれました。
 懇談会では計画策定の趣旨や素案の概要が説明された後、参加者が意見を述べあいました。党議員団からも広瀬議員が参加しました。

懇談会でのべられた市民意見

障害のある子どもへの支援について

○ 縦割り行政の弊害をなくして、就労するまで一貫したサポートを。現状は、保育と教育のつながりが不充分。
○ 保育所では障害があっても通えたが、小学校ではサポート体制が弱くこのままでは通えないとの声がある。
○ 入学前から後まで一貫して相談できる新たなシステムが必要。

子どもと文化について
○ 公民館の記述がたくさん出てくるが、職員が削減されている。
○ 学校での文化的行事への支援や、学校図書館に司書を配置してほしい。
○ 子どもが楽しめるイベントを企画し、子どもを通じてつながりを広げられるようにと考えている。公共のホールは半年前からしか予約が出来ないため出演者への交渉が困難。市の後援名義を取ることで早く会場を取れるようにできないか。

虐待について
○ 身近で虐待があったがどこに誰に相談していいのかわからなかった。行政の方で権限を持って対応してほしい。
○ PTАで子どもへの暴力防止のためにCАPプログラムに取り組んできた。費用が高いので援助してほしい。
○ 虐待などの相談は個人情報との関わりがあるので行政で責任を持って対応してほしい。
○ DVの影響も大きいので、この対応もしてほしい。

子どもの権利について
○ 保育所での定員の枠外入所が子どもの権利とどう関係しているのかという視点で見てほしい。
○ 子どもの意見表明権について。具体的な方針を打ち出してほしい。
学校給食について
○ 学校給食の民間委託はやめてほしい。
教育条件の整備
○ 少人数学級の実施。
○ トイレの改修をすすめてほしい。
通学区域の弾力化
○ ひずみが出ているのではないか。ものすごく生徒が増えていたりする、声を充分に聴いてほしい。

居場所づくり
○ ふれ愛に関わっているが、児童会が必要な子どもへの対応が十分にできない、もっと良くできるようにしたい。
○ 児童館を設置してほしい。
在宅支援について
○ 子育てサークルへの参加や相談を自分から出来ない親子への支援が必要
現状分析について
○ 学校毎の児童数、学級数の推移や、地域ごとの保育所待機児数など明らかにしてほしい。
○ 出生率が全国や大阪と比べても低くなっているが何故なのか。核家族化や母子・父子家庭世帯の増加など、要因をつかんで対策の数値目標をたててほしい。枚方の親子の実際の現状をとらえずに、ワークシートであてはめて数値目標を出すのは危険だ。

保育・学童保育について
○ 休みの多様化が進んでいる状況にみあった対策を盛りこんでほしい。
○ 留守家庭児童会に保育料が高いからと入れてない人もいる。1日1時間から2時間の利用しかしないのに高い。
○ 留守家庭児童会に現実に定員がいっぱいで入所できていない人もいる。

今後の運営について
○ 今度は、教育委員会も交えてこうした会を2回、3回と続けてもってもらいたい。今回は参加者も少ない。もっと多くの人に関心をもってもらいたい。私たちも呼びかけるが市からも積極的に情報を発信してほしい。

都合で紹介しきれませんがたくさんの声が寄せられた懇談会でした。懇談会は、引き続き5月7日にも行われています。参加者からも意見がありましたが、今回のような懇談会を2回だけで終わりにするのでなく引き続き開くこと、地域でも開催するなど、より多くの市民意見の反映が求められます。


 


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