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すすむ「枚方市新障害者基本計画」策定作業

　1月27日（火）に、第4回障害者施策推進協議会が開催され、「枚方市新障害者基本計画」（案）の審議が行われました。
　党議員団より広瀬議員が傍聴を行いました。

「新障害者基本計画」って？
　Ｈ8年に策定をされた「枚方市障害者基本計画」は、Ｈ14年度を目標としたもので引き続く計画の策定が求められていました。本来ならばＨ15年から新計画をスタートさせなければなりませんが、同年からの支援費制度の導入や大阪府の「第3次大阪府障害者計画」がＨ15年3月にまとめられたこと等から策定作業が先延ばしされてきました。

実態調査もできないまま…
　審議の経過は別表のとおりで、2月4日に最終の協議会が開催される予定です。審議会や計画策定にあたって行われた市民懇談会、各団体からのヒアリングや市民からの意見募集では利用者や家族、事業者から切実な要望が出されています。こうして一定は関係者からの意見や生活実態の反映の努力がされていますが、支援費制度が導入され、利用されていない方々が抱える困難がどこにあるのか等、今後の改善に向けて必要とされる実態調査は行われませんでした。
　全体の時間の制約もあり、各事業計画の内容については、充分な審議がおこなえず、具体的施策の記述を委員から求められても、国や府の補助金制度の見直し、市財政そのものの厳しさから、抽象的な表現となっています。また障害を持つ児童の放課後ケア等については、法体系の違いから「新子ども育成計画」の中で検討がされる問題とするなど、切実な課題にもかかわらず計画の中に具体的に盛りこまれないなど、縦割り行政の弊害が現れています。今後、「新子ども育成計画」の策定課程の中でも反映が求められます。

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