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旧中宮病院再編整備へ
病床数632床から440床に削減

　府立精神医療センター（旧中宮病院）は、Ｈ21年度に第一期オープン予定で現地立て替えによる再編準備が進行中です。
　府立精神医療センターの役割として治療や看護が困難な症例への対応を重点的に行う為、緊急・救急医療部門、高度ケア医療部門で計68床増加させますが、総合治療部門では361床から150床へ6割近くを削減。全国で4ヶ所の医療型自閉症施設「松心園」は思春期・児童医療部門として計89床から50床に削減する予定です。同時に、現在の敷地の約4割（4万702�u）を処分し累積赤字の解消に当てる為検討するとしています。
　市内では、高齢の精神疾患に対応できる入院医療機関が限られている事や、自閉症児の診断やケアの充実、地域生活の支援など期待される役割は多く、病床の削減でなく充実した施設整備こそが求められます。

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