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「山のお米」で学校給食
農業委員会視察研修


 11月12日、広瀬議員は、枚方市農業委員会の研修により高知県南国市の農業委員会を訪ねました。南国市では、棚田でつくられる「山のお米」を学校給食にとり入れ、地産地消、食農教育の推進に取り組んできた経験をうかがいました。
 地元の農家の方々は、食農教育や親子セミナーで訪れる子ども達に「飲んでもかまわんような水でつくったお米です」と前置きし、山の斜面につくられた棚田がダムの役割をして洪水を防いでいることや、平場の田んぼより作業が大変だという事を説明する。一時は、大きめの田や道に沿った田だけをつくって後はやめてしまおうかと考えていたが、子ども達の学校給食にお米が使われるようになって、「山のお米はおいしい」という子ども達の声に励まされ、生産を続けているそうです。


土佐の給食維新

 生産者の努力の一方で教育委員会では、信念を持って「自校炊飯しよう」とクラス毎に一升炊き炊飯器を用意した。モデル校では、子ども達は給食を残さずに食べるようになり残菜は、1週間でわずか0.5人分。この結果を踏まえて全校で自校炊飯が導入されることとなり、委託炊飯をしていた時と比べコスト面でも年間1500万円の節減となった。現在は、県学校給食会を通さない新しい流通ルートを確立し、一費の節減を行い、さらにこうした軽費を、農家支援にあてる努力が行われている。坂本龍馬を生んだ土地・土佐の人々の給食維新は、枚方市の農業にも様々な示唆を与えてくれるものでした。

 


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