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>> 目次 市教委、来春から学校選択制を導入保護者・教職員の声もきかない拙速な決め方はするな枚方市教育委員会は、9月1日の臨時教育委員会議で2004年度から中学校を自由に選択できる制度(学校選択制)を導入することを内容とした「枚方市立小・中学校の通学区域制度の弾力的運用について」を決議し、3日の文教委員協議会に報告しました。 今回報告された内容の一つは、住所変更やいじめなどの理由で「指定校以外の学校への通学を許可している児童・生徒に対し、保護者からの申出により許可期間を最大限卒業まで」とするものです。 2つ目は、2004年度に中学校に入学する生徒については、「地理的・身体的な理由、生徒の具体的な事情(特色ある部活動・学習活動、家庭事情)など様々な理由により保護者から申出がある場合、教育委員会が定める可能な範囲内において指定校変更を行ない、本来の指定校以外の中学校へも入学できる」とするものです。 この制度導入の理由と背景については、次の3点をあげています。 (1)毎年度、小学校280人、中学校140人前後の区域外通学している実状がある。 (2)現行の通学制度の中で小学校13校の子どもの中学校進学で問題がでている。 (3)国の通学区弾力化の方向が示されている。 その他、中学校通学区域制度における各中学校の受け入れ人数は、各中学校の施設の余裕状況に基づいて教育委員会が決める。申出者全員の受入が出来ない学校が生じた場合は公開抽選とする。 通学方法は生徒または公共交通機関によるものとし、通学上の安全確保は保護者の責任で行う。 以上が通学区域制度の弾力的運用に関する内容です。 伊藤議員は、この案件が文教委員会の前日に説明があり、資料が委員会の当日配布されたことや校長や教職員に全く知らせずにいたことを質疑のなかで明らかにし、強引で拙速な進め方を批判しました。 また、「特色ある部活動・学習活動への参加」などの理由による学校選択は、「特色ある学校づくり」と称して、様々な問題が出てくることが懸念される状況のもと、わずかな期間、限られた内部での検討ですまそうとした教育委員会の姿勢は認められず、さらに市民的議論をする必要があると発言しました。 指定校変更に係る取り扱い基準表
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