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小倉東・北片鉾地区
津田サイエンスヒルズ用途地域を変更
中西議員(日本共産党)は反対
枚方市都市計画審議会
今年度第1回の都市計画審議会が、去る6月11日に開かれました。(日本共産党議員団からは中西議員)今回審議された議案は以下の通りです。
(1)用途地域の変更・・・小倉東町・北片鉾町地区を「安心と輝きの社」として整備するために従来の第1種中高層住居専用地域から第2種住居地域に変更。また、関西学研都市の一部である津田サイエンスヒルズを第2種住居地域から準工業地域に変更(2)高度地区の変更・・・用途変更に伴い「安心と輝きの社」予定地区を「第二種」から「第三種」の高度地区に。津田サイエンスヒルズの準工業地域について高度地区を廃止する。(3)都市計画地区決定・・・津田サイエンスヒルズ地区
中西議員は津田サイエンスヒルズの用途変更にかかわり、「もともとイオン工学センターをつくる時に地元から様々な意見が出され、研究施設だからと合意した経過がある。準工業地域となれば公害の問題でも懸念がある。どれだけ周辺住民に対して周知を行なっているのか」と質問。行政側の答弁でも、地域の住民に説明が十分に行き渡っているわけではない事が明らかになりました。
また中西議員は「安心と輝きの社」整備にともなう用途変更についても「都市計画決定より先に周辺整備をすすめて現在に至っている。こうした手法・手続きそのものに問題がある。火葬場建設の地区決定に連動するものであり、いまだに周辺自治会のうち半分しか合意できてない事実は重い。早々に審議会の結論を出すのは賛成できない。」と主張。津田サイエンスヒルズ・北片鉾地域の用途変更及び地区決定に反対の意見表明を行ないました。
最終、採決では会長を除く16人の委員の内、中西議員と伏見議員(市民会議)が反対、他の委員は賛成という結果となりました。審議会の会場では、50人を超える傍聴者があり、熱心に耳を傾けていました。
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