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火葬場・防災公園事業、未だ住民への説明会なし
公聴会に21人が公述
枚方市都市計画決定に関する公聴会
2月9日（日）、火葬場及び公園の都市計画決定（変更）に関する公聴会が枚方消防署研修室で開催されました。
関西外国語大学片鉾学舎跡地では、防災公園の整備、現火葬場の隣接敷地に新火葬場を計画、既存大学施設を活用した人材育成複合施設及び中央図書館整備など一体的に整備が行われようとしているものですが、周辺住民の意見を無視して強行されており手続きの上でも問題があるものです。
今回の公聴会は既存の近隣公園「東塚公園」を拡張し、地区公園としての都市計画変更と現火葬場に隣接する関西外国語大学片鉾学舎跡地において火葬場の位置を決定するために開かれたものです。
応募した公述人は21人で全員が10分間の制限時間のなかで火葬場・防災公園事業等について意見を述べました。
昨年末、姑さんをなくされた女性は、火葬場と告別式の日程が合わずに苦労された経験から、枚方にもその日のうちにすべてを終えることができる火葬場がほしいと発言しました。また、周辺住民の一人は、何回も市に対して住民への説明会を開いてほしいと要望してきたが未だ、開かれていない。議会が賛成したということで事業が進められているが、地元では白紙撤回を求める意見もあると発言しました。枚方に住んで34年になるという男性は、住民の声がまちづくりの前提。行政当局が勝手に事業を進めることはおかしいと話しました。
公聴会後の予定は、住民から出された意見について、都市計画案への反映の要否の判断をし都市計画案を作成。その後、都市計画案の縦覧、会議録と公述意見に対する市の考え方を閲覧してもらい（4月下旬〜5月上旬）都市計画審議会（11月）に諮られる予定です。
今回の公聴会の傍聴者は98人希望があり88人が参加しました。
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