平成13(2001)年度決算は、普通会計の単年度収支が二年連続で黒字となったことが特徴です。(14億9000万円)
実質収支はマイナス9億9000万で七年連続の赤字となりました。
単年度黒字の大きな理由には、
- 不況の影響で市税収入が前年度に続いて減収となったものの、地方交付税の補填措置としての臨時財政対策債(約16億円)の発行で臨時的に収入増となった。
- 少子化対策特例交付金・緊急地域雇用特別基金を一般財源的に使った。
- 行政改革・財政再建緊急対応策による市民負担増。
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などがあげられます。
行政改革・財政再建緊急対応策にもとづく市民犠牲は、前年度に引き続き大きな部分を占めています。
国民健康保険料の80歳減免の廃止など減免制度の改悪・学校給食の米飯部門の民間委託、図書館分室の廃止など、赤字の責任を市民に押し付けるという市の姿勢がいっそう顕著になっています。
歳出では、IT化による地域イントラネット基盤整備事業や議会で大きな議論となり賛否が別れた火葬場建設と防災公園整備事業へ多額の支出がありました。
厳しい財政運営の中ではあっても、市民にとっての利益はどれだけあったか、無駄な金の使い方はなかったのかという立場で議員団は決算委員会にのぞみます。
各議員の質疑日程
15日(月)中西議員
16日(火)石村議員
22日(火)武田議員
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中司市政が13年度に行った
市民負担増・サービス切捨て
- 国保減免制度改悪(80歳減免廃止・貧困・不況減免改悪)
- 村野中廃校にともなう市民負担減
- 下水道料金値上げ
- 学校給食米飯の民間依託
- 中学校に機械警備導入
- 王仁公園プール料金値上げ
- 市立幼稚園5園廃園と募集停止
- 図書館分室三箇所廃止
- 留守家庭児童会土曜全面閉室