市政ウォッチ：日本共産党枚方市議団

　８月30日、市議会厚生常任委員会は、関西リサイクルシステムズを視察しました。（党議員団からは、石村・広瀬両委員が参加）家電リサイクル法の施行により、家電４品目のリサイクル処理を行う同社は、地球環境の保全を行うという大儀を持ちながら、昨年の７月より３カ月にわたり、フロンの放出を行っていました。２月に、新聞報道でこの問題が発覚してから行政処分等により操業中止が行われ、８月２日より業務が再開されました。委員会は、改善計画に基づく具体的改善状況を視察し、社長、工場長らと懇談を行いました。懇談の席で、広瀬議員は「フロン放出は生命維持装置への破壊行為であり断じて許されない。２度とこのような問題をおこすことのないよう」あらためて強く求めました。
　工場では、フロンの放出を検知する装置や、ボンベの施錠、保管庫の創設、現場事務所設置、ＩＴ化等様々な改善が行われており、見学コーナーの充実等も行われていました。また、電光掲示板による処理台数や環境測定データーの公開等、「東部の環境を考える会」が工場設置、当初から求めてきた積極的情報公開も行われるように改善されていました。

フロン放出の家電リサイクル工場

業務改善状況を視察－－厚生