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火葬場建設及び周辺整備事業
住民合意のない事業進行は問題
枚方市都市計画審議会
7月1日(日)平成14年度、第1回枚方市都市計画審議会(党は伊藤議員)が開かれました。
都市整備部長の開会挨拶の後、会長の選出及び会長代理の指名が行われ会長には岩城勝北大阪商工会議所専務理事、会長代理には西村昂大阪市立大学名誉教授が選出されました。その後、火葬場建設及び周辺整備事業について・同事業の事務手続きの現況について報告されました。火葬場建設及び周辺整備事業は、現在、火葬場の基本計画、元関西外大本部棟活用による人材育成複合拠点施設の整備計画及び同図書館棟活用による中央図書館の整備計画について、夫々、計画作業を進めている。また、本事業に関する都市計画について、本年度末に都市計画案をまとめる予定で、大阪府との協議などを進めている。
一方、こうした計画作業を今後更に進めていく上で、また、都市計画案をまとめる上で、環境影響評価の手続きを進めると報告されました。伊藤議員は、未だ地元住民の合意が取れない中で、このような事業の進め方について再考すべきと発言しました。この意見に対し、中部拠点整備部課長は、「片鉾自治会や小倉東町自治会連絡会の火葬場建設問題対策委員会からの事業の白紙撤回を求める要望書が出されていることも事実。環境影響評価を行う等で、周辺環境への配慮を徹底し、粘り強くご理解を求めていきたい」と答えました。
この事業の都市計画の決定及び変更の概要は次の通りです。
1)用途地域の変更
「第1種中高層住居専用地域」から「第2種住居地域」への変更(本事業のみ大阪府知事決定)
2)公園の変更
近隣公園の既存公園を拡張し、地区公園とする。
3)火葬場の決定
関西外大片鉾学舎跡地に周辺住宅地との間に十分な緩衝空間を設けることができる区域を定め位置決定する。
4)高度地区の変更
用途地域の変更区域を対象に高度地区を第2種から第3種に変更。
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