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国民の不断の努力こそ自由と権利の守り手
ひらかた９条の会「つどい」に550人が参加参加


　９月18日（土）枚方市民会館大ホールで、ひらかた九条の会主催「講演と文化のつどい2010」が開催されました。
　ひらかた九条の会は2006年４月に発足し、憲法を守る取り組みをすすめてきました。
　現在、全国では7507、大阪府下では、約700、枚方でも16の「九条の会」が憲法を守るという一点で手をつなぎ、頑張っています。
　第１部は、「世界にとどけ！枚方発 草の根の声」と題し文化行事が行われました。
　今年５月に国連で開催されたＮＰＴ核不拡散条約再検討会議の要請行動参加者の報告が「御殿山の森の混声合唱団」の合唱とナレーションでつづられました。
　第２部は「ひろがる非核化の流れと憲法９条」と題して安斎育郎さん（立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長）の講演がありました。
　安斎育郎立命館大学名誉教授は、最初に日本国憲法９条と25条が私たちの暮らしにいかに大事かときりだしました。
　日本の安全保障上、重要なのは、食糧・エネルギー・災害対策・自殺予防・医療・年金であり、憲法９条が果たしている「不戦・平和主義」の精神が大切だと述べました。
　そして「国民の不断の努力」こそ「自由と権利」の守り手だと憲法12条の大切を強調、私たちは一人としては「微力」だが決して「無力」なわけではないと講演の最後をまとめました。


 　
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