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枚方の地域医療の現状と市民病院の今後
地域医療を考える枚方シンポが開催


 5月22日(土)午後から、枚方市民会館大ホールにて枚方市主催の「地域医療を考える枚方シンポジウム」が開催されました。
 プログラムは、伊関 友伸 城西大学経営学部准教授の基調講演、パネラーは竹中 洋 大阪医科大学学長、今村洋二 関西医大枚方病院長、青井一雄 枚方市医師会長、森田眞照 枚方市民病院長と市民代表の5名でした。
 いま、全国で医療崩壊が進んでいます。とくに自治体(公立)病院がなくなっています。
 今までの自公政治のもとでは、どんどん医療崩壊がすすみました。
 シンポは地域医療をどう充実させるのかが目標でした。
 伊関准教授は全国の自治体病院の経営破たんの2つの要因として財政の破たんと医師不足問題を提起しました。枚方では自治体病院が残っていること、財政的にも黒字転換していることなどを評価しました。
 関西医大枚方病院は、第3次救急医療を担っています。
 今村病院長は「管外搬送は16.2%(平成20年度)で、8割以上の救急救命医療を関西医大枚方病院が担っていること、以前は、関西医大滝井病院や三島救急救命センターに患者が搬送されていたが枚方で第3次救急救命ができ大きく前進した。しかし搬送される患者の中には、第2次医療機関で十分なこともある」と指摘しました。
 その中で枚方市民病院の果たす役割と連携を強調しました。 
 私たち党議員団は医療崩壊に対し、抜本的解決策として(1)医師の増員に取り組むこと、しかも長期的な計画を持って取り組む(2)現場の医師が増えるまでは年月がかかり、それまでの間も診療報酬を引き上げて現場の労働条件(産科・小児科など医師や看護師の長時間・超過密労働)を改善する必要がある」ことなどを訴えています。病院の倒産・廃院の原因は国に最大の責任があります。
 民間医療機関だけでは、担いきれない役割が自治体病院にあります。2013年度には新枚方市民病院が完成します。
 後の「命のよりどころ」枚方市民病院を市民と一緒に守っていきましょう。
 シンポには西村議員が参加しました。


 


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