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2010年度予算要望書を提出
市政に対する要望316項目と、地域要望、教育要望


 党議員団は、11月18日竹内市長に対して来年度の予算要望書を提出しました。
 中西議員団長は「例年多くの項目を要求してきたが、今年は更に項目が増えている。それだけ市民のくらしが厳しくなっているということだ。とりわけ緊急要望では、来年度を待たずに早急に取り組んで欲しいものばかりだ。この要望書を市民の声と受け止めて予算編成に反映するように強く求める」と要望書を手渡しました。
 要望書を受け取った竹内市長は「政府の事業仕分けなど国の動向が不確定な状況で、来年度の予算編成には大変苦慮している。税収の落ち込みもかつてない状況で、市民生活の厳しさをあらわしている。市として何をすべきか慎重に対応したい」と述べました。

予算要望で市長と懇談
切実な要求を訴える


 要望書を提出した際に、各議員から市長に対して直接要求の切実さを訴えました。
 広瀬議員からは「連日保育所に入れないという相談が相次いで寄せられている。いま産休中で4月から復職の予定だが、保育所に入れなければ仕事を辞めなければならない切実な状況だ。今の状況では来年の4月には更に多くの待機児が発生する。早急に待機児解消に取り組んで欲しい」
 西村議員からは「この間3件の飲食店の方から廃業の相談が寄せられている。不況の状況は大変厳しい、国・府の責任が重いが、市としても景気対策に取り組んで欲しい」
 石村議員からは「枚方に支援学校(養護学校)が建設されるようになったが、今寝屋川支援学校がこれ以上子どもが入れないために、来年3月に廃校になる四条畷北高校が臨時に交野支援学校の分校になる。しかしスプリンクラーも設置されていないなど大変設備が不十分だ。保護者にきちんと説明することと併せて、施設の改善を府に求めて欲しい」
 伊藤議員からは「子どもの貧困が深刻な状況だ。就学援助も府下的にはよい制度だが、受けられない家庭も多くある。学校諸費も多くかかるので、制度の拡充をお願いする」
 野口議員からは「切実な相談が多く寄せられているが、市職員の3分の1以上が非正規職員という中で適切な対応が出来ていない。市民を守る職員、専門職員をきちんと配置するべきだ。
 市職員の給与は市内事業者の給与水準になっている。民間事業者の給与引き上げるためにも非正規職員の時給を1000円以上にするなど職員の給与を引き上げるべきだ」と話しました。

緊急要望

○不況による離職者・解雇などによる相談窓口を設置し融資制度や減免制度の相談に応じること
○仕事の激減で売り上げが落ち込んでいる市内中小事業者に家賃やリース代などの固定費軽減・補助制度をつくること
○緊急に融資を受ける際に必要な小口資金など中小商工業者むけの貸付金を創設すること
○保育所待機児童の増加に見合った緊急の解消策を講じること
○菊花寮を廃止せず、高齢者、障害者などの緊急一時保護を実施できる施設設置を検討すること
○障害者が緊急入所できるショートステイ事業等を拡充し市として支援するとともに、障害者が生活できる入所施設建設を設置すること
○後期高齢者医療保険料の引き上げを行わないよう国に求めること
○四条畷北高校にできる分校(仮校舎)についての環境を整えるよう、府教育委員会に求めること
○来年度、枚方から分校に通う生徒に適切に情報提供を行うこと



 


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