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核兵器廃絶へ積極的な働きかけを要望
宮本たけし元参院議員と市議団が市長と懇談


 5月29日、共産党議員団は宮本たけし元参院議員・山下京子党大阪11区国政対策委員長とともに、竹内市長と面談、「核兵器のない世界」を呼びかけたアメリカのオバマ大統領の演説に呼応して、核廃絶のイニシアチブの発揮を求めた日本共産党の志位和夫委員長の書簡を届けました。
 北朝鮮の核実験が国際的な批判を受けている中で、地球上の全ての核兵器をなくそうという世論が大きなうねりになっています。
 枚方は戦前、軍の火薬製造所があり、大きな爆発と住民の犠牲をはらったという歴史をもつ街です。
 戦後は、平和を推進する街として生まれ変わり、大阪府内で初めて非核の都市を宣言して今日にいたっています。
 そうした経過もあり、竹内市長は「日本非核宣言自治体協議会」の副会長を務めています。
 懇談の席上、宮本元議員は「アメリカも核兵器をもっているという北朝鮮の核開発の口実が、オバマ演説で世界に通じなくなっている」とのべ、竹内市長に来年5月に開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議への出席を要望しました。
 竹内市長は「書簡を読ませていただいた。かなり格調の高い文書でした」と感想をのべ、市としても火薬製造所の遺産である煙突を修復して、後世に残したいと発言しました。


 


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