日本共産党 枚方市会議員団 日本共産党
TOP | 議員団紹介 | 定例市会報告 | 政策と見解 | 市政ウォッチ | お知らせ | お問合せ先 | 過去アーカイブ | リンク

市政ウォッチ >> 目次


総合計画審議会報告
市民参加で実効性の高い基本計画策定を


 現在、枚方市総合計画審議会(党からは野口議員)では、「第4次枚方市総合計画第2期基本計画」(試案)を審議しています。
 1月29日に第9回審議会が開催されました。

少なすぎる市民意見

 事務局から昨年の12月8日から実施した、アンケート等を利用した意見募集について41件の意見が寄せられた報告がありました。
 野口議員は「何人から意見が寄せられ、希望があれば説明に行くということだったが、あったのか」と質問。事務局からは「意見が寄せられた人数は37人。説明会は1回」とのことでした。
 野口議員は「前回に指摘したとおりあまりに少なすぎる結果だ。説明会も1回。これでは市民の意見を聞いたことにならない。もっと時間をかけて地域に出かけていって説明し、意見を聴くべきだ」と発言しました。
 引き続き市は「第4次枚方市総合計画第2期基本計画」(試案)や基本計画の改訂に関して提言意見を引き続き募集しています。
 ぜひ、枚方の将来のまちづくりについて意見を届けていきましょう。

行政主導の審議会運営を改めよ

 野口議員は「それぞれの基本計画に、『取り組みの方向』『主要な取り組み』と記載されているが、具体的な記述がなく、基本計画と同様のことが書かれている。基本計画の実現にどのような施策を実施していくのかわからない」と発言し、会長からも「整理が必要だ」となりました。
 また「重点施策についてどのように位置づけられているのか不明瞭だ」「いくら意見を述べても反映されない」など他の委員から発言があり、野口議員は「審議会で意見を言っても市の庁内委員会でまとめられたものが文章化されている。これでは審議会ではなく市の計画だ」と指摘しました。

予算的裏づけを明確にした計画を

 野口議員は「財政状況が厳しい中で計画を実施する上で必要な経費と財政計画を示すべきだ」と発言しました。
 市は「今の段階で各事業の経費を明らかにするのは困難」と答えました。
 野口議員は「細かい金額ではなく、どの位の予算が必要か示すべきだ。他市の計画でも記載されている。計画を作って市民から「予算は大丈夫なのか」と聞かれても、予算は後で市が決めることでは審議会として無責任だと指摘される。財政計画と実際に必要な経費を考えて計画を作るべきだ」と発言しました。今回で終わる予定の試案をまとめる審議会をもう1度開催する事になりました。


 


●著作権:日本共産党枚方市会議員団  Eメールアドレス: hirakata-jcp@salsa.ocn.ne.jp
枚方市大垣内町 2-1-20 TEL: 072-841-7243 / FAX: 072-845-4141

© 2001 Japanese Communist Party, Hirakata shigi-dan All Right Reserved.