市政ウォッチ：日本共産党枚方市議団

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命と健康を守り信頼される病院をめざして

福知山市民病院を視察（市民病院運営審議委員会）

　11月18日、市民病院運営　審議委員会(党は石村議員）は、平成19年6月に全面改築された市立福知山市民病院を視察しました。
　福知山市民病院は、厚生省の｢国立病院・療養所の再編成計画」により、平成５年に経営移譲を受け市立福知山市民病院として開院し、地域の中核医療機関として医療体制の確立を図ってきましたが、老朽化が著しく改築工事に踏み切ったものです。
　３万３千平方メートルの敷地に３５４床を有する７階立ての病院と３３０台の駐車場、別棟に院内保育所が設置されています。
　また、地震災害に強い免震構造を取りいれ、地域災害医療センターとしてヘリポートも設置されています。
　総事業費は１６７億７千６百万円で大林組と４社のＪＶで建設されました。
　広々とした１階のエントランスの壁面やエレベーターには世界的に活躍中の三浦啓子氏作成の福知山の自然と文化がステンドグラスで表現され、ホールでは演奏会も行なわれるということでした。
　新病院は地域がん治療連携拠点病院に指定され、がん治療強化のための高機能機器も取り入れています。またリハビリテーションの充実や、人工透析の拡充、ＬＤＲ室を設置した周産期医療機能の充実など専門医療機能の整備に力を入れています。理学療法士15名、作業療法士９名、介護祉士９名、助産師12名と多くのスタッフを要しています。
　救急医療体制の強化としてＩＣＵ／ＣＣＵ設備を整備し３階に集約して治療を行なうということでした。
　病室の床面積も広く個室を１００室に増やして全てベットが窓に接するよう工夫がされていました（個室料４２００円～１万円）各病棟には図書や情報コーナー、ラウンジが設置されています。
　各委員からヘリポートの利用状況や専門職・技術職員数が多く配置されていることに対し、人材確保や育成をどうしているのかなど質問が相次ぎました。

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