市政ウォッチ：日本共産党枚方市議団

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「男女共同参画条例」の策定は広く市民参加で

　枚方市は現在、「男女共同参画条例」を策定しています。
　平成11年に「男女共同参画社会基本法」が制定されて以来、女性の自立と社会参加を推進するための条例が全国の自治体でつくられています。
　すべての市民が安心して豊かな生活を送るために、男女が性別にかかわらず、その個性と能力を発揮して家庭での責任を果たしながら社会のあらゆる分野で、ともに活動できる地域社会の実現のための条例です。
　この条例策定について共産党議員団は以前から、市内の女性団体や関心の高い市民委員を多く公募する形で策定委員会を発足させるべきと主張をしてきました。
　これに対し、元市長、現市長ともに、学識経験者に加えて男女共同参画の団体の代表だけでなく市民公募も予定していると答えてきました。
　しかし、今回の条例策定は、「枚方市人権尊重のまちづくり条例」の規定にもとづいて設置されている「人権尊重のまちづくり審議会」に諮問されました。
　今後のスケジュールでは、11月に答申中間案が出され、パブリックコメントをつのり、来年３月に最終答申がなされるとなっています。
　枚方は女性運動が深く定着し、様々な女性団体が活動を行っている街です。この運動の力で「枚方の女性史」をつくり、「男女共同参画基本計画」もつくってきました。
　こうした経過を踏まえても、条例はたった１回のパブリックコメントだけでなく、広く市民論議のなかで策定されるべきです。

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