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第4次総合計画改定 第4回審議会開かれる
枚方のまちづくりへ 積極的な提案を


 枚方市は今、第4次総合計画の基本計画の改定を行なっています。
 第4回審議会は7月30日の午後6時から7時45分過ぎまで開かれました。1回目は市からの説明、2回目は「きらり枚方」に加盟する市民団体からの政策提案、3回目は意見交換が行なわれました。
 野口議員は「まず市政の状況をきっちり把握する上でも進捗状況について市の『おてもり』評価だけでなく、審議会や市民の声を聞いて評価すべきだ」と発言してきました。(団からは野口議員)

 今回は市から「現総合計画の取り組み状況と意識調査等について」という資料が出され説明がありました。
 その後、総合計画改定に向けての意見交換を行ないました。
 各委員からは「市民参画を図っていくのが大切、市政への市民参加のルールが必要」「基本計画にも事業名が書かれなければわからない」など、計画のあり方について意見が出されました。
 具体的な事業・計画についても「災害に対する防災の取り組み」「ヒートアイランド対策」「高校生に対する施策がない」「中小企業のことがかかれていない」等の意見が出されました。

市民の願いを実現する計画を

 今回の計画から基本計画に基づいて3年間に具体的にどのような施策・事業を進めるか明記した実施計画を作らずに、下表のように総合計画を3層から2層にする提案をしています。
 野口議員は「予算的な裏づけの点からも基本計画に基づく実施計画を計画年次や予算も明記していくことが大切だ。今回枚方市が考えている基本構想と基本計画の2層の例として岐阜県多治見市があるが、多治見市は基本構想があって、基本計画があって、それに基づく計画事業がある。こういう形なのか。」
 市事務局回答「具体の事業名を書くつもりはない」
 野口議員「計画に実効性を持たせる為に、基本計画をどのように進めるか事業名を明記すべきだ。主要な取り組みは、30人程度学級を進める計画を20年度から各年度に計画と必要な予算を明記している多治見市のようにすべきだ。
 市事務局回答「個々具体の事業の予算まで書いたら書ききれないので記載しない」
 野口議員「全部の事業について予算を明記せよなどとは私も思っていない。そんなことをしたら膨大な量になる。各基本計画の重点事業についてそれを進めていくためにも予算を明記すべきだ」と発言しました。
 野口議員は「計画の進め方等について述べてきたが、基本計画や具体的な施策について今後提案していきたい」と、発言しました。
 皆さんのご意見を議員団にぜひお寄せ下さい。



今後の審議会の進め方について提案

野口議員は第4回審議会で下記の提案しました。
1.第5回審議会(9月2日)までに市政と市民の現状と課題について市の見解を示す。
 市民に総合計画・基本計画の性格などを説明し、市民から意見を募集する。
2.第6回審議会では、現状と課題と市民からの政策提案・意見について集約し、各中学校区で基本計画の説明と意見交換会を開催する。
3.第7回審議会 市民からの政策提案と意見交換会の意見を受け、市から素案の提案を受ける。そして素案について市民に公表し意見を募集する。
4.第8回 素案と市民からの意見などについて各中学校区で公開討論会を開催する。
※その後に基本計画計画を成文化し、審議会に諮り、議会に提案し、計画を発表する。

枚方市が意見を募集中

 市のホームページで「総合計画とは、枚方市のめざすまちの姿を定めたもので、市が行うべきことや市民のみなさんと力を合わせて進めて行くことなど、これからのまちづくりの道しるべとなる総合的な計画です。
 現在の総合計画は、平成13年に策定し、平成27年度を目標年次とした第4次総合計画基本構想と、平成22年度を目標年次とした基本計画からなっています。
 この基本計画において、社会経済情勢の変化などを考慮し、現在、改定に向けた取り組みを進めています。
 基本計画の改定に関するご提言やご意見は、お名前、ご住所をご記入のうえ、メールやFAXでお寄せください」と意見募集しています。


 


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