市政ウォッチ：日本共産党枚方市議団

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改革進む生駒市を視察

　２００６（平成18）年１月に山下新市長就任後、急ピッチに市政改革を進めている生駒市を議員団で７月18日に視察しました。
　生駒市では07年に総合スポーツ公園用地売買をめぐる背任事件等で市議会議長・前市長らが逮捕され、現在裁判が行なわれています。

市政を身近にするタウンミーティング

　生駒市は「開かれた市政運営」を推進するためにタウンミーティングを開催しています。06年は５回、07年は６回開催し、各５百人以上が参加しています。
　今年度は全８中学校区と全市域で９回開催し、午前の部は市民自治基本構想について、午後の部は市政全般について市長が意見交換し、全部長が出席し、質問や要望に応えるということでした。
　市政全般といっても市民にはわかりにくいことから市政の概要と「生駒市の事業と予算」という各課が取り組む事業についてその目的と内容、予算額について報告している冊子が配布されているいます。こうした冊子は枚方市では作っていません。「３月の予算委員会終了後１回目の６月に間に合わすのは職員としては大変だがやりがいがある」と担当者から説明がありました。
　生駒市では前市長の時代まで工事契約入札の落札率が３分の２以上で95％を超える高落札率だったことを受け、市長が公約で入札制度の抜本改正を約束し「公開できるものはすべて公開する」を基本に実行しています。
　改革内容は多岐にわたりますが、結果として平均落札率が05年度は約95％が、06年度は約88％、07年度には約79％と着実に成果を上げています。
　枚方市でも検討されている談合違約金についても契約額の10％から20％に引き上げられています。また、工事検査体制と工事評価などについても制度化されています。

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