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貧困と格差をなくす流れを大阪から
枚方明るい会総会と府政学習会開催


　11月３日、枚方明るい会の総会と府政問題の学習会が開かれ、黒田まさ子府議会議員が大阪府政の現状と問題点を報告しました。
　黒田府会議員は、大阪では完全失業率が全国に比して1.5ポイント高く、新規採用のなかに占める正規職員の比率が４割台になり、とりわけ女性の非正規雇用の割合は全国でも最悪となっているなど、「構造改革」路線による「格差と貧困」がとりわけ深刻な状況となっていることを多くの資料を示し紹介しました。
　また、太田府政のもとで、府民を直接応援する施策が徹底して切り捨てられてきたことや、中小企業むけの制度融資が、府と金融機関の共同責任になり、金利が上昇し２％台から3.8％になっていること、兵庫や京都では府県が利子補給をしているのに大阪ではそうした努力もないこと。
　さらに、保健所を半分に減らし、公立病院への運営補助金を廃止（市民病院1.4億円→ゼロ）してきたことや、職業病などの専門相談機関としての役割を果たしてきた「勤労者健康サービスセンター」を廃止するなど、広域的・専門的な役割を廃止、縮小してきたこと。
　その一方で、国際文化公園都市などに代表される赤字をうむ大規模開発や、年間50億円にのぼる同和のムダづかいは引き続き実施する一方で、生活関連公共事業は10年間で1500億円削減し、歩道の整備や、がけ崩れ防止工事などが遅れている。来年１月の知事選挙で梅田章二さんに府民の願いを託そうと呼びかけました。
　日本共産党から折口勲副委員長、各市議も参加しました。


 　
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