市政ウォッチ：日本共産党枚方市議団

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充分な審議もないまま答申か

　７月25日、第５回枚方市生涯学習推進審議会が開かれ、市長の諮問事項のうち、８月に答申を求められている「基本的な考え方について」の答申案が審議されました。
　席上、委員からは案の構成について「市が提示する基本的な考え方を追認する形になっている。『市民と協働のまちづくりの意義と必要性について』の部分で具体的な記述がないのはおかしい。文章として載せるべき」という意見や「市のやり方に市民が不信をもったことや市が議会への上程を見送ったことも記載する必要がある。（委員の中には）慎重に審議をしたという意見もあるが、時間がまったく足りなかったと思う」などの意見が出されました。
　公民館を市民センターに再編することについても「生涯学習の推進を教育委員会が行うのは限界があるとするのはおかしい。」と市長部局への移管について、まだ納得できないという意見も出されました。
　このように、委員間でも基本的考えに違いがある中で、わずか３ヶ月の審議で答申を行おうとする審議会の姿勢に多くの傍聴者から怒りの声があがっていました。
　次回の審議会は、８月17日午後２時から市役所別館第３・第４委員会です。

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