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[構造改革アクションプラン]
市営葬儀の廃止は死者の尊厳をそこなう
お金がなければ、葬式も出せない枚方市に
枚方市が発表した「枚方市構造改革アクションプラン」には長年、市の直営で簡素・低廉な葬儀を実施し、市民に喜ばれていた「市営葬儀」を、平成21年度までに民営化していくという計画が出されています。
その計画では、枚方市が指定業者を選定したうえで、葬儀の規格として葬儀の仕様と価格を決めておき、祭壇を貸与し、その指定店が葬儀を行うという「規格葬儀」を取り入れ、民営化を実施するというものです。
「規格葬儀」費用は
「市営」の数倍
この「規格葬儀」の費用は、少なく見積もっても「市営葬儀」の数倍になります。
現在「規格葬儀」を行っている大阪市では約15万円、堺市では、自宅や集会所を使っても30〜50万円かかっています。
また「市営葬儀条例」が廃止されれば減免制度もなくなり、「お金のない人は葬式も出せない」という、死者の尊厳をそこなうものになってしまいます。
市が行った「市営葬儀」利用者へのアンケート調査でも、業者葬儀より、費用が安い、市の職員がやってくれるので安心と、84%の方が「市営葬儀」を評価しており、「市営葬儀」の廃止は絶対許すことはできません。
市営葬儀使用料
区 分 |
全部使用 |
大 人(12歳以上) |
34,000円 |
小 人(12歳未満) |
29,000円 |
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