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構造改革・「新しい公共」に基づく
「市の基本的な考え方」を示す
公民館廃止を前提に生涯学習審議会を開催


 公民館廃止を前提に、設置が決まっていない「生涯学習市民センター」の施設の機能や運営体制、利用対象者や負担水準、生涯学習の基本プランを策定するための枚方市生涯学習推進審議会が75名の傍聴者が見守る中、4月25日に開催されました。
 中司宏市長が、▽生涯学習都市をめざすにあたっての基本的な考え方、▽「生涯学習による市民との協働のまちづくり」を支える拠点施設の再編、の2点について、審議会に諮問を行いました。
 当日まで全員が発表されなかった委員10人が紹介されました。(当日欠席2人)、会長には森委員、副会長に中奥委員を選出しました。
 委員の特徴として教育・社会教育、生涯学習の学識経験者が一人もいない。関係市民団体で公民館利用団体はわずかに1人だけです。公募臨時委員はわずかに2、3名で、選考のために小論文(800字以内)の提出が求められています。市長が任命した10人の委員には求められていません。
 審議会は今後6回程度調査審議を重ね、8月に答申を出す予定です。
 この答申を受けて、市は8月に「枚方市生涯学習推進体制基本プラン」を策定する。9月議会で条例・補正予算関連議案上程、関係規則等を制定するとしています。
 当日資料として発表された「市の基本的な考え方」には、「生涯学習」について、その概念や市の考えが書かれています。そこには教育としての、権利としての社会教育・生涯教育の考えが全く欠落しています。公民館ネットではすでに5月2日、6日に学習会を開催しました。次号以降で詳しく紹介します。


枚方市生涯学習推進審議会委員名簿(敬称略)

●学識経験者
富野暉一郎(龍谷大学法学部教授)
森  一貫(関西外国語大学国際言語学部教授)
宮本 勝浩(関西大学大学院会計学研究科教授)
中奥 良則(NPO法人全国生涯学習まちづくり協会元専務理事)

●関係市民団体として
大村 和子(創作舞踊和泉流代表)
谷ア  男(NPO法人ひらかた環境ネットワーク会議理事長)
西山  平(枚方市立公民館活動委員会連合会代表)
瀧田 孝子(枚方市コミュニティ連絡協議会会計)
植田 奈保美(NPO法人ひらかたNPOセンター運営協議会副理事長)

●その他市長が認める者として
岡村 冨美代(枚方市公民館運営審議会副議長) 以上10人



 


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