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>> 目次 学校校務員まで委託!学校は日々学ぶ子どもたちだけでなく地域の人たちも利用する大切な公共施設です。この学校の環境整備などの業務を担っているのが学校校務員です。行革によりすでに校務員配置の見直しがされ、各学校1名に配置となっています。建物も大きく敷地も広い施設を、たった一人で従事している現状です。しかし、アクションプランでは、さらにこの校務員業務の民間委託を提起しています。 総務省が全国の市区町村を対象として平成15年4月に実施したアンケート結果によると、「学校用務員事務」の委託実施比率は20%と低く、最も外部化が進んでいない分野の1つとなっています。安全対策や個人情報の保護などが重要な課題とされる学校現場に配置される職員は身分保障のされた公務労働者がふさわしいことは言うまでもありません。 また、枚方の学校施設はどこも非常に老朽化が進んでおり、日々の細々とした補修業務は欠かせず、日常からの安全点検・管理がされてこそ安全で快適な学校環境を整備することができます。また、校庭には多くの樹木が植栽されこの管理も大変な作業です。多様な業務をこなすことから経験がものを言う仕事で継続雇用が必要です。 業務の内容も含めて現場の職員や学校関係者、保護者の声も反映しながら慎重に検討すべきであり、コスト削減だけを主眼にした安易な民間委託は実施すべきではありません。 「食育」と言いながら…学校給食も民間委託 アクションプランは、第4共同調理場と既存の単独調理場11校は直営とするもののその他すべての給食調理場を民間委託していく方向を打ち出しました。 現在は、単独調理場の建設にともない延7小学校の調理業務の民間委託化を図る計画が進められており、今年度から実施の中宮・西長尾に引き続き今後はサダ東・伊加賀・牧野小学校で実施の予定です。 その後も、第3共同調理場と、既存の単独調理場も改修にあわせ10校を民間委託する計画です。子どもの命にも関わる業務を外部に委託することも問題ですが、少なくとも他市の教育委員会では、こうした方針の検討にあたっては保護者も含めた検討委員会が開催されています。枚方市では、子どもに関わる方針を保護者、関係者の意見を聞く場もつくらないまま行政内部の検討だけで実施しようとしていることも重大な問題です。 |
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