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矛盾だらけの行政主導の進め方


 この間の議会答弁や社会教育委員会審議での問題点について元公民館職員に聞いてみました。
Q1.今の公民館は利用基準が厳しくて広範な活動ができないということですが…
A1.枚方の公民館は社会教育法23条を含めて、公民館運営審議会で独自の登録基準を設けています。例えば商店会が使えないこともそうです。社会教育法上は利用が可能です。従って基準を見直せば可能ですが、現在各公民館とも利用率が80%を超えており、この状態で範囲を広げれば一般の市民団体が利用できなくなることから変更していません。
Q2.利用する人と利用しない人の不公平を是正するために、受益者負担として有料化するといってますが…
A2.全く本末転倒の理屈です。多くの市民が公民館で文化・学習活動をできるようにすることが行政の責任であり、このことは社会教育法にも明記しています。そのため市内全域に公民館を整備する「社会教育11館構想」が社会教育委員会議で答申されています。未整備地域の公民館建設を凍結し、北山にも公民館用地があるのに建設しないなど、行政の責任を放棄していることが問題です。




 


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