野口議員が６月21日に行った一般質問の続報
「市民と協同の防災施策を」

野口議員は、
（１）自治会で独自の防災資材等を保管する地域防災拠点を作りたいという積極的な声に市として応えよ。

（２）自主防災組織では、地域防災マップを作るなど積極的に活動しているところもある。市として自主防災組織の活性化に向けた支援をすべきだ。

（３）災害時の避難所での運営に必要な治安・警備、清掃・衛生などの運営スタッフなどに対する準備をすべきだと質問しました。

市民生活部長は、
（１）については自主防災組織の組織化が達成された後の課題とする
（２）は防災のネットワーク化に向けて取り組んでいきたい
（３）は自主防災組織と協同して検討していきたいという答弁でした。

学校の安全と豊かな教育のために
教職員の長時間労働を是正せよ

　野口議員は、枚方の教職員２８９人が回答しているアンケート結果では、平日５日間の超勤時間が10時間以上との回答が、府下の２４％に比べ、枚方は３２．５％と高い。教職員が心身ともに疲れきって、ゆとりのない状態では子ども達に十分な対応ができないし、学校内の安全と、子ども達に豊かな教育を保障するためには改善が必要だ。以前から校長に指導をするという答弁だが、学校内の努力で解決できる状態ではない。教育委員会としてどのような解決策を考えているのかと質問しました。
　 学校教育部長は「学校運営において教職員の勤務時間や健康管理に十分留意して日々の実践に当たるよう、校長を指導してまいります」という不十分なもので、野口議員は教職員の勤務実態調査を強く要望しました。

地域図書館の充実を

野口議員は、
（１）枚方図書館は当初閉鎖時の説明会では分室だったが、コーナーになっている。市民に説明したことは守るべきだ。
（２）サプリ村野分室など地域の身近な図書館をもっと充実できないのか。
（３）利用者のことを考えればインターネットで図書を予約し、近くの窓口で受け取り・返却できるシステムを早急に実施すべきではないかと質しました。

　 図書館長の答弁は「枚方図書館移転後の市駅前サービスポイントはバリアフリー施設の確保ができるまでは市民会館３階の分室運営を予定していたが関西医科大情報交流施設の利用が可能になったことから、医科大と施設の活用について協議を行っている。
　 村野分室については子育て支援室の移転に伴い拡張を今夏に工事予定している。
　 インターネット端末からの予約システムは来年度以降に導入できるように取組んでいきたい」というものでした。
　 関西医大情報交流施設の図書館施設は、現在建設中の円柱形の建物２階部分、約50坪で分室規模で分館機能の１万５千冊程度の蔵書を予定しているということです。

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