患者給食は治療の一環…調理業務の民間委託は許されない
中西議員が質疑と討論(市立市民病院事業会計補正予算)
市民病院の患者給食調理業務を民間委託するために、1億5000万円を限度とする債務負担行為を行うとする補正予算案が審議可決されました。
今まで、直営で行ってきた調理と洗浄及び消毒保管業務などを民間事業者に任せるというもので、本年9月から実施されます。
病院の患者給食は、患者の健康回復や治療の一環として医療に欠かせないものであることから、民間委託を行うことで医療機関の医療に対する責任があいまいにされる恐れがあります。
また、業務内容や安全面・衛生面での点検が充分にされるかという点でも不安が残ります。
「公的」性格をもつ給食調理を、コストダウンと運営の効率化を理由に委託することは許されないとして中西議員が質疑と反対の討論を行いました。
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