学校安全対策で補正予算
6月議会では、2学期からの学校安全監視員の配置と「学校安全パトロール隊」に関わる補正予算が組まれ全会派一致により可決成立しました。
学校安全監視員は、4月より市の単費で実施されていますが、2学期からは大阪府の補助を受けて、午前は地域のボランティアさんに(1回1500円の謝礼支給)午後はシルバー人材センターに委託して実施しようとするものです。
また、「学校安全パトロール隊」は、通学路や地域での見守りを地域の協力で行うものですが、それに関わる防災グッズ(1校毎に5万円)を府の補助金として予算化するものです。
広瀬議員は、子どもの安全を人の目で守る体制を整えることを評価した上で、以下の問題点を質しました。
一つは、本来は学校警備のための専門職員の配置が求められていること。
二つに、安全監視員の業務(来校者の受付、見守り、緊急時の通報、避難誘導)は警備業務ではないが、万一の際に備えた安全確保策と補償が必要であること。地域・各団体に協力を強制しないこと等についてです。
安全確保については、校門脇に設置する受付室と職員室等を結ぶ緊急通報装置の設置を求めました。横田管理部長は「どのようなシステムが有効なのか検討しながら、配備していく」と答えました。また、万一の補償は、安全監視員も安全パトロール隊も市民活動保険(死亡時200万円、入院一日1500円、通院一日1000円)で対応しようとしていることに対し、不十分な内容であり新たに見舞金制度を設けるなど改善を求めました
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