【文教委員協議会報告】2学期からの学校安全監視体制を変更
これで学校の安全が守れるのか
5月31日、文教常任委員協議会が開かれました。
小学校への警備員等の人的配置は、暫定的な措置として、今年4月8日の始業式から1学期に限り、児童の登下校の時間帯に合せ臨時職員を「安全監視員」として配置してきました。
2学期からは、この業務を午前4時間は地域の有償ボランティアに、午後の4時間をシルバー人材センターに委託し、校門脇に受付室を設置する事が報告されました。
広瀬委員は、安全監視員の果たす役割は何か、職員室と受付室の連絡はどうするのか等について尋ねました。横田管理部長は、目的は、避難・誘導・通報、伝達を行うこと、緊急の連絡は携帯電話で行うと述べました。広瀬委員は、こうした体制で避難・誘導まで担えるのか、通報の手段も、携帯電話ではなく、直通の通報・通信システムが必要だと指摘しました。
また、各会派の委員からは「学校の先生が明き時間に受付室に座ればいいのではないか」、「ボランティアにどこまで任せるつもりなのか、いざという時に対応できるのか」「ボランティアは無償にすべき」等、様々な意見が出されました。
文教委員協議会では他に、教育委員会所管施設の指定管理者制度の導入について、子どもの安全見守り活動について、枚方図書館・山田図書館閉館後の図書館サービスについてなど全6件が報告されました。
中央青少年センターを廃止
青少年の音楽活動の場を有料に
市民会館4階にある中央青少年センターの廃止について報告されました。現在このセンターは、音楽室のみですが、10歳から25歳の青少年を対象に文化活動の場として利用され、昨年度の利用率も82%と多くの活用がされています。しかし今後は、市民会館の音楽室として有料施設にになります。
広瀬委員は、青少年施設が極めて不充分な中でセンターを廃止し、青少年の利用にあたっても有料となることは納得できないと主張しました。
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