北河内広域リサイクル
一部事務組合設立負担金含
04年度一般会計補正予算に反対!
広がる健康被害の不安・住民説明きっちり行え
6月7日、2004年度一般会計補正予算について審議されました。
本予算には4市で進める北河内広域リサイクル一部事務組合設立の枚方市の負担金4千8百万円が計上されています。石村議員はこの負担金について
(1)負担金の共通経費となる職員派遣は寝屋川5名、交野1名で枚方市は本事業に1人も職員を派遣しない。どのようなプロセスで職員派遣構成が決められたのか
(2)寝屋川では反対運動が進められ、廃プラスチックの大気汚染や、東京杉並区での健康被害が大きな問題となっている。枚方市にも影響を与える実態について、市としてどう受け止めるているのか
(3)寝屋川主導で進められる中、議会への説明資料にも格差がある。こうしたことで本当に市民に責任がもてるのかを質しました。
これに対し市は、
(1)本年度は用地取得や設計、建設に向けた業務が中心となり、寝屋川市の職員を中心とした構成がふさわしいと考えるが、施設稼動が具体化すれば4市組合で調整し時期を見極めて派遣を検討する。
(2)地元の要望や意見は寝屋川市から情報は得ている。杉並病は取り扱い品目や処理工程が異なるが、環境測定を進め4市が連携して、健康被害が出ないようつとめたい。
(3)重要な課題は組合議会でも審議されるが今後の課題や資料についても4市で共有して進めていきたい。と答えました。
石村議員は地元合意が得られず、反対運動が起こる中、住民の不安に対してもきっちりとした説明や適切な資料が提示されていないまま北河内リサイクル施設事業を進めることに反対を表明し、本予算には賛成できないと討論を行いました。
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