厚生委員協議会報告
市民病院、前立腺疾患に対する高密度焦点式
超音波治療装置(HIFU)治療を導入
必要とする市民が受けられる制度創設を
5月29日に厚生委員協議会が開かれました。(共産党議員団からは石村議員、野口議員)国民健康保険料減免制度の経過処置について他4件が報告されました。
市民病院は6月から関西地区で初めてHIFU治療(肛門を通して直腸に入れたプローブから前立腺に焦点を合わせて超音波を照射して100℃近くにして治療する)を開始する。その使用料は健康保険適用外で全額患者負担。その料金は手術料53万250円、機器使用量5万5650円(枚方市民以外は8万4千円)入院料2万4150円(1日あたり)合計63万4200円になると報告しました。
野口議員はこの治療法による前立腺癌の手術に合併症発生率が10分の1に激減する。70歳を超える高齢の方でも手術を受けれるなど、患者さんの負担、リスクを軽減し喜ばれるものだが、保険適用外だから高額医療補助の対象にもならず60万円を超える個人負担大きく、受けたい人が受けれない状況が起こる。市として補助や貸付、分割などの制度をつくるべきだと発言しました。
市民病院としては補助などは考えてないという答弁でした。
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