文教委員協議会
こどもの安全には人の配置を
全国で小学校への侵入者による児童被害が相次いでいる中で、市教委は 幼児児童生徒の安全確保 と学校園の安全管理の施 策の報告を行いました。
すでに教職員へ防犯ブザ−の配布、モニタ−付きテレビインタ−ホン設 置、正門・通用門等の改修を行ってきましたが、 16年1月からは、幼稚
園・小学校はすべての門 に、中学校は通用門や裏門を常時施錠、2月には こどもたちに防犯用ホイ ッスルが配布されています。
学校の常時施錠は、教職員の教育活動に影響がでており、こどもの健全な発達を保障する上でも問題があります。 伊藤議員は、こどもたちの安全対策には人の配置が必要で、警備員の配置と交通専従員の拡充等を求めました。市も完全施錠は教員の負担が大きく、いつまでも続けられないとしながらも、人的配置は今後の検討課題としました。
給食用食器要望ふまえ改善
5月6日から全小学校で学校給食で使用しているアルマイト製食器を学校給食用ABS樹脂製食器に入れ替えることになりました。アルマイト製食器は、こどもに不評で保護者からも改善要望が出されていました。樹脂製食器について調査の結果、ABS樹脂製食器は安全で扱いやすく強度・耐久性に優れ、新たな設備も必要とせず、最も適していると判断、改善するものです。
中央図書館は分館をバックアップするものに
関西外国語大学から寄付を受けた旧図書館棟を本市の中央図書館と位置 づけ、図書館のシステムの再構築・サ−ビス等の 計画の方向性を示すものとして、グランドビジョンが報告されました。
内容は、中央図書館との利用圏域が重なるサ− ビスポイントの見直しも明記されています。 中央図書館の役割は分館をバックアップするものであり、中央館と引き替えに分館の水準を低下するなと、伊藤議員は意見を述べました。
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