11月臨時議会報告
枚方市平和・無防備都市条例制定について
市議会臨時会で審議始まる
市長意見「条例制定には無理がある」
11月19日に条例制定について審議する市議会臨時会が開会され、条例案の提案と条例案に対する市長の意見が述べられました。
この意見書で条例案について、ジュネーブ諸条約の追加議定書における無防備地域宣言は「適当な当局」が行なうとされているが、国の見解は適当な当局とは「当該地域の防衛に責任を有する当局、即ち国おいて行なわれるべきであり、地方公共団体等が宣言を行なうことはできない」としている。
また、本市の事務に属さない事務について条例を制定することは地方自治法に抵触する。条例は国の法体系に属するものであり、国法の体系上、条約に基づいて条例を制定することは想定されていないなど、現行法を超えた様々な制約を伴う本条例案を制定することには無理があるといわざるを得ないとしています。
24日には直接請求代表者4名から意見が述べられます。
|