6月議会報告
○ 請願「子どもの権利保障を最優先した『子ども子育て新制度』の具体化を求める請願」は共産党議員団3と他会派1の賛成のみで否決
子育て団体から出された請願は、来年からの「子ども子育て新制度」の実施にともない、枚方の保育が現行より後退することなく、さらに充実してほしいとの内容です。
広瀬議員とつつみ議員が紹介議員となり、厚生常任委員会(議員団から石村議員)に付託審査されました。
今回から請願者の意見陳述が可能になり、代表が「新制度の本格実施にあたり、市では9月に条例案が提案される。しかし新制度の検討や住民への周知は不十分であり、保護者や関係者が疑問や不安を抱いたまま実施されることになる。すべての子どもの保育保障と子育て支援に格差が生じさせない取組が重要。十分な議論ができないまま実施するのでなく1年見送るべきと考える。市議会としても国に意見をあげてほしい」と述べました。
審議は、石村議員の奮闘で、認定子ども園や小規模保育園の直接契約問題や市の責任の在り方、保育料や保育士配置など「新制度」の問題点を明らかにし、市の姿勢をただしました。
しかし、採決の結果は非常に残念なものとなりました。
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