6月議会報告
○ 付属機関条例の一部改正で広瀬議員が質疑
「附属機関条例の一部改正」案が提案されました。
内容は@総合文化施設設計事業者選定審査会・花と緑のまちづくり事業選定審査会・緑の基本計画審議会・学校いじめ対策審議会をそれぞれ設置するA生涯学習推進審議会・地域子育て支援拠点等運営法人選定審査会の委員構成変更というものです。
この内、Aに対して広瀬議員が質疑を行いました。
地域子育て支援拠点等運営法人選定審査会
…公立幼稚園活用の保育所分園は民間委託でなく直営で
広瀬議員は「閉園の公立幼稚園を活用した保育所分園の運営法人の運営期間が5年、その後5年区切りの更新もありうるという内容は納得できない、保育需要に対応するなら公立で行うほうが臨機応変となるのではないか」と指摘。
保育需要に応えるといいながら、コスト優先で民間にということであり、新制度が保育現場に大きな影響を与える予想があるからこそ、市が直接責任もって実施するべきと審査会の設置に反対しました。
生涯学習推進審議会
…指定管理者導入ありきの審議会には反対
「審議会に何を諮問するのか。施設運営の新たな方向性ならば、総括が必要だ。市のHPにアップしているが、この2年間審議会が全く開かれない状況で、誰がどのように総括したのか」と疑問を呈しました。審議会は、もともと公民館の廃止を前提に設置された経過があります。市民協同のまちづくりを掲げていたのにそれがどうなったのか、「生涯学習都市」にステップアップしたのか。(総括が十分でない状態で)そのことすら忘れ去られようとしています。すでに、指定管理者制度導入が決まっている審議会のスタートは納得できないとして反対しました。
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