市民会館天井補強工事など約1億1800万円の補正予算…広瀬議員が質疑
一般会計補正予算は総額1億1876万円が計上されました。
広瀬議員が質疑を行い「九段会館の天井崩落をうけ、大ホールの天井補強を行うという説明だが、工事はいつ完了するのか、地震の度ごとに調査と対策を求める国からの通知が出されてきたが、市はどう対応してきたのか」と問いました。
公共施設部長は「12月に着手し6月末に完成の予定だ。平成15年より効果的な工法をコスト面も含め調査研究してきた」と答えました。
広瀬議員は、「天井裏をみたが、大きな天井パネルが、はずれやすい金具で止められているだけで危険だ。利用停止し早急に対応すべきではないのか」と問いました。
地域振興部長は「既に利用を受け付けており、休館日を中心に工事する」と答えました。
広瀬議員は、危険性を知りながら開館していていいのか、市長の判断が問われると再考を求めましたが、市長は「苦渋の判断」と答えました。
共産党は、当初予算には反対の態度をとりましたが、市民会館や総合福祉センターなど公の施設の耐震診断の費用が盛り込まれたこと、防災備蓄品の購入などの費用があることで、この補正議案には賛成しました。
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