市長は官製談合事件を解明する姿勢を持つべき
大林組・石本建築事務所に事情聴取せよ!
6月24日、一般質問した西村議員の質疑を掲載します。
枚方官製談合事件は、まもなく1年目を迎えます。
この間枚方市は、前市長を中心としたとした東部清掃工場(第二清掃工場)の契約の際、談合を行っていたとして、市長はじめ、多くの逮捕者を出しました。
山本元大林組顧問は公判で「石本建築事務所に対し図面の入手、図面の作成に手伝いをした」と証言。石本建築事務所は大林組に図面を閲覧させ、コピーを交付したことはないと、大きな食い違いが明白になっています。
西村議員は、2社に対し、枚方市長として直接調査することを改めて要求しました。
そして「東部清掃工場の契約議案の質疑の際、なぜ17億円高くなったのか明細を示せと尋ねた時、当時の担当部長は各棟ごとの概算を行っていないと答弁した。しかし6月8日開催の議会運営委員会で野口議員が示した住民訴訟における報告書には、各棟ごとの積算が書かれている」と明らかにし、議会と市民に報告せよと質しました。
竹内市長等は「大林組からの事情聴取は公判が継続中でそういう条件にない、資料の扱いについては、整理のうえ改めて議会に報告したい」と答弁しました。
枚方市、小松製作所での土壌・地下水汚染状況、
その後の数値公開せず!
昨年12月21日、小松製作所大阪工場は、工場内の井戸一ヶ所と片鉾本町の民家一軒の井戸から有機塩素系化合物テトラクロロエチレンが、環境基準値の8600倍であることを自主申告しました。
民家の井戸については、揚水し浄化するとともに補償も行われました。
西村議員は「地下水は市民の共有財産だ。その地下水が汚染されているということになれば、拡散されていないか、もっと詳しく調査すべきだ。
また、環境基準値をオーバーした井戸については毎月、小松製作所からデータをもらいながら公表しない。公表すべきだ。そして地下水脈の流れ、地盤の調査を行うべき」と迫りました。
市長らは「地下水の流れのデータ集積に努めたい。また、小松製作所における汚染については敷地外への拡散の防止、敷地境界線に沿った観測井戸で水質監視し、土壌と地下水の浄化対策を実施している。毎月の水質データは水質が不安定で6ヵ月後に評価したい」と、毎月データーの情報公開せよとの質問にすれ違いの答弁をしました。
同和タクシーチケット
市は契約をやめよ!
市役所では、部長以上の職員に、公用車が使えない時など各部の公務上やむをえない場合に限り使用できるようタクシーチケットを預けています。
枚方市内大手3社のタクシー会社と大阪市内の新大阪タクシーの4社分のチケットです。
西村議員は「新大阪タクシーは、1967年に部落内の企業経営の安定と生活向上を図るため、大阪同和産業振興会・新大阪タクシーとして営業が開始された。そして2003年に国の同和対策事業が終了し、各自治体では多くの同和対策事業を縮小・廃止してきている。部落解放同盟さえ行政施策への依存から自立へとのスローガンを掲げざるを得なくなってきてない。しかし一方で、看板だけ人権に書きかえて不公正な同和や教育を温存させている。新大阪タクシーとの契約をやめよ」と質しました。
竹内市長は、同和事業の廃止には言明せず、あいまいな答弁を繰り返しました。
西村議員 その他質問
○内部告発者保護条例の制定を
○中高層建築物紛争 市が積極的に調停
○淀川の楠葉わんどの増設と歩道整備。牧野ゴルフ場廃止し市民に開放を
○市民が納得できる市長公用車の運行
○くずは駅周辺道路の交通渋滞解消と北ロータリー改修 |
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